赤門の寺 法蔵寺

年中行事と催し

  • 元旦修正会(がんたんしゅしょうえ)
    元旦修正会・秘仏御開帳
    一月一日

    1年で最初の祈願法要です。ご本尊様、境内の諸仏諸菩薩に1年の御加護をお願いします。秘仏「如意輪観世音菩薩」が御開帳になります。参列者限定で観音札が領布されます。除夜の鐘に引き続き行われます。

  • 本尊守護札授与(ほんぞんしゅごふだじゅよ)
    本尊守護札授与(ほんぞんしゅごふだじゅよ)
    一月一日

    新年の本尊守護・運気向上を祈願した「ご守護札」を、法蔵寺檀信徒の方々にお配りします。

  • 春彼岸法要(はるひがんほうよう)
    春彼岸法要(はるひがんほうよう)
    三月中旬

    春季彼岸期間(3月17日~23日)の直前日曜日に催されます。檀信徒総代さま、ご縁の方々が集まり法要が営まれます。初彼岸を迎える方は初彼岸供養を受けます。

  • 春季彼岸(しゅんきひがん)
    春季彼岸(しゅんきひがん)
    三月十七~二十三日

    彼岸は、到彼岸(とうひがん)とも言い、彼岸(=お浄土)に思いをはせ、その穏やかな、心静まる境地に到ることを願い、少しでも善を積もうという期間です。忙しい日常の中で少しでも心落ち着け、我が身の行いを省みるとともに、ご先祖様を参り、善行を積むことを約束します。春分の日を中日に前後3日間が春彼岸です。

  • さくらまつり・雅楽演奏会
    さくらまつり・雅楽演奏会
    さくらまつり・雅楽演奏会
    四月第二日曜日

    境内のしだれ桜が満開を迎える4月に「さくらまつり」が開催されます。境内の桜の中で、雅楽演奏を披露いたします。またこの日、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事「花まつり」も開催します。釈迦像に甘茶をかけて仏様の誕生を祝います。ぜひご体験ください。

    なお、桜の開花期間は夜間ライトアップをいたします。

  • 盂蘭盆会(うらぼんえ・お盆)
    盂蘭盆会(うらぼんえ・お盆)
    八月十三日~十五日

    8月13日~15日はお盆です。正しくは盂蘭盆会(うらぼんえ)といいます。祖先の御霊(みたま)が浄土より戻るときです。13日は迎え盆(むかえぼん)、15日は送り盆(おくりぼん)です。送り盆は、法蔵寺周辺もそうですが、全国でも16日に行われることもあります。墓参を行い、一族で祖先を敬います。自身の命の源をたずねることで、人生の新たな気付きを得ることが出来ます。ぜひ家族で手を合わせましょう。

  • 施餓鬼会(せがきえ)
    施餓鬼会(せがきえ)
    八月十六日

    単に「セガキ」とも言います。ご縁のあるないに関わらず、自身の慈悲(いつくしむ心)を広く施す(ほどこす)機会です。施しの心を持つことは、自身の「徳を高めます。施しはお金や物も尊いですが、心や行為を施すことが「最上の徳」とされます。親切、笑顔、やさしい声がけ、思いやり…できることを少しでも行いましょう。

  • 秋季彼岸法要(しゅうきひがんほうよう)
    秋季彼岸法要(しゅうきひがんほうよう)
    九月中旬

    秋季彼岸期間(9月20日~26日)の直前の日曜日に開催されます。春同様に、檀信徒総代さま、法蔵寺ご縁の方々がお参りに集まります。秋に初彼岸を迎える方は、初彼岸供養を受けます。

  • 秋季彼岸(しゅうきひがん)
    秋季彼岸(しゅうきひがん)
    九月二十日~二十六日

    秋分の日を中日に前後3日間が秋の彼岸です。春同様に彼岸(=お浄土)に思いをはせ、心穏やかな境地を目指して善を積む期間です。墓参をし、自身を省みます。

  • 十日十夜(じゅうにちじゅうや)
    十日十夜(じゅうにちじゅうや)
    十日十夜(じゅうにちじゅうや)
    十一月五日~十五日

    「お十夜」と呼ばれ親しまれている行事です。現在浄土宗では一般的な行事ですが、本来許可制の限られた行事でした。法蔵寺は古来より正式に伝承している数少ない寺です。10日間法要をお勤めいたします。この法要では、法蔵寺が代々伝えている「一子相伝双盤念仏」が披露されます。双盤(そうばん)とは、両側からたたく鉦(かね)のことで、このときのみ披露されます。

    また本堂前には、十夜の御柱(おんばしら・大角トーバ)が立てられ、ご本尊阿弥陀如来と「善の綱」で結ばれます。御柱に触れれば、極楽浄土の教主阿弥陀如来と直接のご縁を結ぶことになります。ぜひご参詣し、願い、思いを届けて下さい。

  • 十日十夜(じゅうにちじゅうや)
    十日十夜(じゅうにちじゅうや)
    十夜大法要(じゅうやだいほうよう)
    十一月中旬

    十日十夜のメインイベントです。十夜期間中の後半の日曜に開催されます。法要では、無病息災を願い参列者による「大数珠繰り」が行われます。また、これまでの1年で檀信徒や有志の方々が書いた写経の奉納も行われます。

    季節柄収穫の時期にあたることから「収穫感謝祭」を兼ねて法要をお勤めします。

  • 除夜の鐘
    除夜の鐘
    十二月三十一日

    1年を締めくくる恒例行事です。毎日の生活で身についた「煩悩(ぼんのう)を、近隣最大の梵鐘(ぼんしょう・釣り鐘)を撞くことで祓い、気持ちよく新年を迎えます。

    「煩悩とは、私たちが悩んだり苦しんだりする種で、要は「欲」のこと。「欲」は我が心を狂わせ、身を焼きこがします。その「欲」を、新年を迎える前に清めるのが除夜の鐘です。

    除夜の鐘開催時間中、境内では縁起物お焚き上げをしています。除夜の鐘に参詣の方対象に、無料でお焚き上げいたします。1年使用したお札やお守など縁起物がありましたら、この機会にお持ち下さい。(事前預かりはしていません。)
    ※燃えない物、燃やせない物はお受け取りできません。
    (例:鈴、針金、ビニール、だるま、ゴム、釘など)

    除夜の鐘では、法蔵寺の顔、赤門にちなんだ「朱の破魔矢」の縁起物が出されます。